Sweet Drops! あとがき


 あ……あの作品
 と……突然送ったから
 が……ガミガミ怒られるかと思っていたら
 き……輝鋭さんったら太っ腹!(笑)

“この作品を、後藤輝鋭さんに捧げます”

 事の発端は、私が輝鋭さんに対して「くりえいた〜」の感想メールを送った事からでした。
 それに対して、迅速・丁寧で内容の濃い返事を頂き、私はとても感激しました。
「これは、しっかりとお礼をしなければなるまい!」
 そう思った私は、どうすればいいか考えました。
 元々「くりえいた〜」に惚れて、PAC−2に居着くようになった事。
 輝鋭さん自身が、“オンライン・クリエイター”で、仁義の分かる人である事。
 その二つに対して、私が感謝している事を伝えようと思ったのです。
 そして思案している時に、ピピッと閃いたのです。
「そうだ、『くりえいた〜』を基にして、オマージュ的な作品を書こう!」
「それを輝鋭さんに寄贈しよう!」
 そしてプロットを考え、細部を煮詰めないまま書き始めました。
 が……。
 登場人物が動いてくれません。
 どうしようかと悩んでいた時に、再び閃いたのです。
「同じクリエイターだから作者(輝鋭さん)本人を、主人公にしたらどうだろう?」
 やってみたら、登場人物が動く事、動く事。
 動くどころか、暴走して、あやうく危ない世界に行きかけました。
 私は陵辱物はあまり好きじゃないし、それに輝鋭さんのイメージが……。(汗)
 何度も首に縄を括り付けて、私の意図する流れに引き戻しました。
 惜しむらくは、輝鋭さんの作品みたいに「ほのぼの・甘々」に出来なかった事でしょうか?
 それに話もしっかり構成しなかったので、有りがちなものになってしまいました。
 このあたりに作者の力量が出てますね。(^-^;)
 そんなこんなで、随所に力量不足の見えるこの作品。
 輝鋭さんに送ったところ、しばらくして返事が返って来ました。
「……けっこう赤面ものです」
 私は思わず、ガッツポーズをしていました。
(――喜んでもらえた!)
 しかし読み進んでいくと、輝鋭さんから実際の嗜好や言動と違う点の指摘が!
(が〜〜〜〜ん!)
 さらに、「公開してみませんか?」と、ありがたいお言葉を頂いたのです。
 慌てて修正をして、出来上がったものを再び輝鋭さんに送りました。
 こうして何度もメールでやり取りしながら、輝鋭さんにセリフの言い回しなどを直してもらって、出来上がったのがこの最終版です。
 作中の輝鋭クンのセリフには、輝鋭さん本人が直接手直しを入れています。
(皆さん、輝鋭さんは普段、こんなふうに喋るんですよ!)
 ですから、ほぼ共同執筆みたいなものですね。(^_^)
 広い心で受け入れてくれて、かつ公開するチャンスを与えてくれた輝鋭さんに、感謝致します。
 大変お手数をお掛けしました。m(_ _)m

 書き忘れてましたが、この作品はもちろんフィクションです。(笑)
 一部を除き、実在する人物・団体・物品などとは一切関係ありません。(^-^;)

 PAC−2読者の皆様へ。
 拙作を最後まで読んで頂きありがとうございました。
 輝鋭さんの書くお話とは色味が違うので、さぞ読みにくかった事と思います。
 それでも、もし気に入ってくださる方がいらっしゃったら幸いです。
 みんなでPAC−2、ならびに輝鋭さんを応援していきましょう。

 輝鋭さん、何か言いたい事あります?(以下にどうぞ)

 2003年1月 最終版公開

 Sweet Drops! 作者
 室井大夢 (Hiromu Muroy)
 hiromuroy@yahoo.co.jp

 製作協力&校正&編集
 後藤輝鋭 (Kiei Gotoh)


・後藤輝鋭 あとがき
 あはははーっ。(大汗)
 いや、まさか私を題材にしてお話を書いていただけるとは思ってなかったです。あははは、いやー、恥ずかし。(笑)
 作中の「輝鋭クン」の話し方なんですが、最初はいたってフツーで、途中関西弁混じりと言うことでした。まぁ、後藤は1年間関西に在住していた事があるので、確かに関西弁混じりなんですが、そこまで設定してもらっているんなら、いっそ本当の後藤っぽく変えてもらおうかな、と思い、「ちょっと違うんですよ〜」と返信してみました。すると、きちんと調べていただいて、確かにそれっぽくなってるじゃないですかっ! 後藤は涙がちょちょ切れました。(やや過大表現) それをもとに、後藤が少し手を加えさせてもらい、完成に至りました。
 後藤のしゃべり方は出身地が出身地なだけに、文字にするとけっこうキツメの言葉ですが、ほんとうはもっと聞こえは…。いや、よくねえや。仁義なき世界のしゃべり方だもんな〜。ケンカしてると「あの筋」の人のケンカに見えるもんな〜。まぁ、そんなことはさておき、後藤はやさしいやつですんで。えぇ。(自分で言うか)
 なにより、後藤を主人公にして作品を書き上げていただいた室井さんには本当に感謝です。それに加えて、後藤の指摘まで受け入れていただき、本当にありがとうございました。また、何か書いてくださいね〜。
 最後にひとこと。
 結花みたいな娘、来てくれんかな〜…。(w


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